都会で奇跡のやまびこ?

Hey! Say! JUMPの話がしたいために作ったブログ

『母になる』第二話感想

こんばんは。書き忘れてたベリカです。

以前『いただきハイジャンプ』について書いた時に、担当ディレクターであるケケケ氏(呼び捨てはどうよと思ったけど氏をつけると違和感ハンパなかった・笑)がいくつくらいの人か全然知らない的なことを言ったけども、そういやテレビに出てたわ、と昨日光くんが催眠術にかかった回のいたジャンみて気付いたよね。ということを昨日書き忘れたよね。まあそれだけなんだけどね!(笑)

 

 

『母になる』第二話感想です。おそらく意図的に色々伏せられているので次回観たらまた違う感想を抱くかもしれないし的外れなことを言っているかもしれないけれど、今回観た限りではこう思ったということでひとつ。

 

第一話感想はこちら。

m-yamabiko.hatenablog.jp

 

広と電話で話をする結衣。9年ぶりにようやく愛する息子が見つかって今が幸せの絶頂!なはずなのだけど、おそらくちょいちょい説明の出来ない違和感が結衣の中に積み上がっていっているんだよね。当時は「ママ」呼びだったのが「お母さん」になったりとかっていう。とはいえ最初のシーンではそこまでの違和ではなく嬉しい気持ちの方が大きいわけだけども。広に宛てた手紙も本当に嬉しそうだったし。

 

そして最初の方に裕翔くん、もとい愁平登場ー!前回は最後だけだったから嬉しい!

ところで愁平が琴音に水をかけられていたのを見て思ったのだけど、愁平ってきっとそういう扱いをされることに慣れているまではいかなくても、これが初めてではないのだろうな、と。虐待された子供を保護したら親が乗り込んできたりとか、逆に親が子供を放置して育児放棄して親を呼んでも来ないとか、そういう経験はたくさんしているのだと思う。仕事柄ね。

で改めて思ったのが、きっと愁平って色々な親子の形を見て来たのだろうなと。それこそ血が繋がっているから分かり合えるなんてことは幻想にしか過ぎないというのも見てきたと思う。実の親が子供を虐待したり育児放棄したりする姿をおそらく山ほど見てきただろうから、血が繋がっているから家族として成り立つとか分かり合えるなんてことはないということは職業柄愁平も分かっていると思うんだよね。

じゃあ何であそこまで結衣や陽一に対して働きかけるのか、ってことなんだよなあ。

この辺りはまた後で書くとして。

 

陽一母や教授が愁平の言葉を全然信じられないとか、描かれていない空白の時間を考えるとね。特に教授の「もう騙されるのはまっぴらなんだよ!」の言葉の重みといったら……。おそらくね、当時センセーショナルにマスコミが取り上げただろうし、あれだけビラをまいていたら善意か悪意(イタズラ含め)かは置いておくにしても相当のガセ情報は来ただろうからね。陽一は大学に勤務していたということで学生からは柏崎先生の息子さんが!?、ってなっていただろうし、想像でしかないけれど広を見つけたい一心でテレビのインタビューとかにも積極的に応じていたんじゃないかと思うし、そういう意味でもちょっとした有名人になっていただろうし、その上で被害者なのに落ち度があったように報道されただろうからめちゃくちゃ叩かれていたんじゃないかなと。なぜかこの国は被害者に厳しいのもあって、当時はイタ電とかすごい来ていたんじゃないかと思うんだよね。

だからといって愁平に対してああいう態度を取っていいわけではないけれど、気持ち的には分からんでもないなと思ったんでした。

 

『男だわ』からの「再婚するんだって」の流れに吹いたよ。飛躍しすぎじゃねえ?(笑)。とはいえこういうシーンがちょっとくすっとくる部分なんだろうなと。全体的に考えさせられる重苦しいドラマだからこういう軽いシーンがあるとちょっとホッとするなあと思う。

にしても焼肉屋での結衣の顔が今回一番幸せそうな表情だった気がするよ。逆に言えば広といる時にそういう顔になっていないってことなんだけど。

 

ところで、あれだけ何の気力もない、ただ生きてるだけという感じの陽一でも傍で知らない人が書類落としたら拾ってくれるんだなあ、と。元々の性格もあるのだろうけどね。生気がなくなっても仕事はしていたりとか(余計なことを考えずに済むというのはあるのだろうけども)、琴音の言う通り買い物に出たりとかということを見るにつけ、元々あまり人に逆らったりしない優しい穏やかな人だもんなあ、と思う(1、2話観ただけの印象だけど)。

愁平に名前を呼ばれて、ちょっとだけ陽一の目に光が宿るんだよね。さすがに9年前の事件に対して今更ガセ情報を持って来ないだろうと踏んだのか、愁平の雰囲気に何かを感じ取ったのか、またはその両方なのかは分からないけれど、愁平が騙すつもりで来ていないというのは直感したんだろうなと思う。

 

愁平が陽一にDNA鑑定結果の用紙を見せるくだり。結衣にDNA鑑定のお願いをしようとしたら「先走って施設に来た」的なことを言っていたけれど、いやそりゃ来るだろ、と。10年近く行方も生死も分からなかった子供が生きてました、でも確証を得たいのでDNA鑑定します、と言われて、分かりました鑑定結果が出たら教えてくださいね、とか返すわけないよなあどう考えても。そりゃ止められようが何しようが会いに行くわ。
このシーンもそうだったし今回全体的に愁平の言動に疑問を抱くところが多かったのだけど(批判ではなくね)、この辺りは最後にまとめて書こうと思うよ。

 

広が結衣の部屋に泊まるくだり。最初の電話の時よりも結衣の中で違和感が広がっているのが伝わってくる辺りがエリカ様の演技すげーとなる。単純に、我が子が戻って来たバンザーイ!ではないんだよね表情が。もちろん戻って来てくれて嬉しいのだけど、何かが引っかかる、という顔をしているのよ結衣が。いやもうさすがだわエリカ様。そして広の「お母さん」の言い方が、棒というよりは(私的には)言わされている感があって、その理由が後で判明するわけだけど分かった瞬間うわあああああ、となった。

 

ツナサンの話から広に「お母さんってこんな感じなんだ。子供の欲しいもの何でも買ってくれる」と言われた時の結衣の顔!どんどん違和感が広がっているあの感じ!観ていてうわああうわああとなった。もちろん単純に9年という歳月が経っているというのもあるのだけど、結衣の中で『この子こんな子だったかしら……?』という疑問が広がっていっているのが分かるんだよね。そしてその結衣の中で広がる違和感の正体が最後に分かる辺りがもうね!もうね!!!

誕生日の話の辺りで違和感MAXになるんだよなあ。モノローグも何もないけれど結衣の表情がそれを物語っていて、ほんとこの役エリカ様で良かったって思う。

ところで『ごくせん』って本当に9年前なのね。第3シリーズで三浦春馬の時。第2シリーズで亀梨くんも出ていたから、もしかしたらドラマ内でコラボあったりするのかなーとちょっとだけ期待。

 

広が陽一と再会するシーン。結衣の時とは違う戸惑いが感じられるなーと思っていたら!たら!

そして手紙ね!「繰り返し読んで」という言葉の重みがもう。本当の、ではなく「新しいお母さん」しかも「と名乗る人」という言い方。そしてその「新しいお母さん」が来た時の対処法はがっつり書かれているのに、「(新しい)お父さん」に関しては一切書かれていないというのがね、だから陽一に会った時はあんな戸惑っていたんだね広は、ってここで気付くという。その展開にあああああーとなった。

手紙を読んで、結衣が広に再会してから膨らみ続けた違和感の正体に気付くわけだけども、そこでの結衣の表情、そして声だけとはいえ麻子の「(突如現れた新しいお母さんに対して)笑ってあげなさい。優しくしてあげなさい」の突き放した言い方!一切本心ではないというのが声からびんびんに伝わって来て、なんかもうなんかもうなんかもうね。

完全に呪いというか広を縛り付ける手紙なんだよね。「繰り返し読んで」と書かれているからきっと広は繰り返し読んだのだろうし、それこそ一字一句諳んじることが出来るくらいには読んだはず。そして読む度に麻子ママのことが胸に、頭に刻まれるわけで、こんな頑丈な鎖はないよね。

麻子の気持ちも分からなくないだけに辛い、ここのシーンは……。

 

 「笑って話せる日が来る」「今でしょう」の辺りは、前回の感想で書いたおとぎ話の続きなのだろうなとか。シンデレラは王子様と幸せに暮らしました、めでたしめでたし、とはいかない現実の世界なんだよなあ、と。広が帰って来たら心配事が何もない幸せ!にはならなくて、それまでとは違う辛さとか苦しさが新たにやってくる辺りがおとぎ話ではなく現実なのだと思い知らされるわけなのだけど、自らに言い聞かせながら現実世界で広と生きる覚悟を決めたんだよなあ、結衣と陽一は。というかそれ以外の選択肢はないだろうけども。

 

ところで今後説明があるのかないのか分からないけど私の解釈では、琴音は陽一母に頼まれて陽一の世話をしていて、陽一に全く情がないわけではなく好意的には見ていたけれど恋愛感情まではいっていなかったんじゃないのかなあ、と。陽一の好意が自分には向かないということも分かっていただろうし。

 

 

そして意図的なのだろうけれど、基本的に結衣以外の人がどう考えてるかということがぼんやりとしか描かれていないので、現状疑問点いっぱいあるんだよね。麻子と暮らし始めてから施設に入るまで広は学校に行っていたのかとか。戸籍がなければ学校には行けないだろうけれど、少なくとも麻子の手紙を読んで理解出来るだけの頭脳と知識はあることを考えると、個人的に教えていたのかはたまたどこかからか戸籍を入手したのか。

麻子がなぜ急に広の前から消えたのか、今どこにいるのかも分からないし。そもそも結衣が(というか柏崎家が)警察に行けば麻子って逮捕されるんじゃないかと思うのだけど。未成年者略取及び誘拐罪(刑法224条)に当たるんではないかと思うのね。法律全然詳しくないから分からないけれど。ただ、仮にそれが適用されるとなれば、法定刑は3月以上7年以下の懲役なので、長くても7年で出て来られるんだよなあ。しかも仮にその刑が施行されるとなった場合、広が反対するだろうことを考えると刑が軽くなることも考えられるし、何よりマスコミがまたセンセーショナルに取り上げるだろうなという心配はある。広もだし結衣も陽一もテレビでバンバン報道されて何らかの迫害は受けるだろうことを考えると、何より広の将来を考えた時におおごとにはしたくないと思うのかもなあ。ただそうなった場合、どうやって折り合いをつけるかが問題になってくるわけだけど。

 

そして愁平ね。愁平が広と2人で(結衣達のいないところで)話すシーンが一切描かれないから(おそらく意図的だと思うのだけど)、愁平が何を考えてああいう行動に走っているのか今のところ私には分からないというのが本音。もし仮に広が本当に「誘拐された時の記憶がない」状態ならば、愁平は広に対して3歳の時に誘拐されたことから説明しなければならないわけで、それは相当慎重に行わなければならない事項なんだよね。

ただ、もし広が自分のフルネームをたとえひらがなでもちゃんと覚えていれば自らの名前でググれば即事件のニュースが出るだろうし、広が調べなくても麻子が調べるか、もしくは事件の事を知っていた可能性はあるんだよなあ、と。なので麻子は知っていたんじゃないかと思うし、広を施設に入れるタイミングでその話をした可能性もないわけではないよなあ、と。手紙があれだけとは限らないし。他にもう1枚あってそれを出していないという可能性もなくはないし。いや分からないけれど。

なのでおそらく広は自分が誘拐されたとか麻子が本当のお母さんではないことを知っていた上で愁平と対峙したのかなあと思っている。そしてその上でどんな手を使ってでもお母さんを探してくださいと言ったのかなあ、とか。いや、広の頼みで動いていると考えないと愁平の行動ってひどすぎないか?、というのがあってね。それこそ血が繋がっているからとはいえ広にとっては知らないおばさんをお母さんだからと引き合わせたり、手紙のことも話したり、って、愁平が自身の考えで動いているなら広に配慮しなさ過ぎだと思うから。

ただ、愁平って結衣には多少の嘘を言っているのだろうなというのは会話から伝わって来たんだよね。麻子の居場所を訊かれて目が泳いだけど、あれ確実にどこにいるか知ってる顔だったもんなあ。少なくとも広がいつでも連絡出来る状況にあることは知っているはず。その上で言えない何かがあるんだろうな、きっと。

 

とにもかくにも謎が多すぎてなー。今後明らかになるのだろうけれど。おそらくね、もっと進んでから観返したら、この時の表情ってこういうことかー!!!、ってなるんだろうなと思う。それを楽しみに来週も観るよ。