都会で奇跡のやまびこ?

Hey! Say! JUMPの話がしたいために作ったブログ

『母になる』第三話感想

こんばんぬ。観るもの多い ベリカです。

まず水曜に『母になる』『リトルトーキョーライフ』『いただきハイジャンプ』があって、木曜は『めざましテレビ』があって、となると、木曜日の夜ってやたら観るもの多いなと。それぞれ1回は観ていたりするけど(めざましは出掛けるから途中まで)、でももう一度観たいじゃない、観たいじゃない。大事なことなので2回言ったよ。

とはいえいっぱいあるって嬉しいことだなーとも。ドラマは終わりが決まっているから仕方ないけれど、バラエティのレギュラーは長く続いて欲しいな。

 

 

『母になる』第三話感想いきまっす。

毎回書いている気がするけれど、意図的に伏せられているところが多いドラマなので次の話を観たらまた印象が変わるかも。なのであくまで今回観たことの感想です。

 

やっぱりちらちらと戸籍の話を出してくるなーと。広の失踪宣告であったりとか。行方が分からなくなってから7年が経過した場合、届けを出せば死亡扱いになり除籍される(その後生存が確認出来れば戸籍は復活する模様)、というのを今回ちらっと出してきた辺り、もしかして次回辺り麻子と暮らしていた頃の戸籍はどうなっていたのか、学校へは行っていたのか、ということが明らかになるんじゃないのかなと推測。

というのも、愁平が「門倉さんを裁判で訴えることも可能です」と言った時に、「また、大騒ぎになるの?」と陽一母が返した時に、これか、となったのね。前回も触れたけれど、おそらく9年前は柏崎家だけでなく周囲も大騒ぎしていただろうし、それこそ心ない人がイタズラ電話をかけたり家に押しかけて子供から目を離すからとか罵ったかもしれないし、胡散臭い祈祷師とか来て広の居場所を見つける代わりに大金を要求したかもしれない。ということが9年後に愁平が訪ねてきた時のあの扱いに繋がるわけで、だって普通、全く知らない無抵抗の人に対して水をかけたり暴言吐いて家から追い出そうとするか、というね。9年前相当酷い目に遭っていたからこその、(何も悪くない)愁平に対する酷い対応だったと思うし、前回はそりゃ確かに9年前センセーショナルに扱われただろうけど、そこリアルに表現するかー、と思っていたのだけど、【麻子を訴えない】唯一にして最大の理由になりえるんだよね、と。

もうあんな騒ぎに巻き込まれたくない、という一心で皆最初愁平を拒絶していたわけだし、何より広がせっかく戻ってきて元の生活に戻れる(かもしれない)という時に好奇の目に晒されたくない、と思うのは当然であって、そりゃ訴えたら勝てる案件でも訴えないよね。裁判って時間がかかるし。もちろん、もし麻子がまた広と暮らすとか言い出したら話は変わるだろうけれど。

 

辛かった9年間を思えば何でも出来る、的なことを結衣が言ったけれど、正直私はそこに引っかかった。いや、結衣の言葉は正しいのよ。そりゃそうだと思うのね。でも、それはあくまで結衣が辛かったことなんだよなあ、と。仕方がないのかもしれないけれど、結衣って広の9年間は見えていない(というか思いやろうとしていない)ように見える。それが後で色々と出てくるのだけど、その辺りはまた後で書くよ。

 

愁平が「子供を引き取るために復縁するんですか」と言った時の温度の下がり方な!一瞬急に冷たくなったよね。そしておそらくだけどその瞬間は柏崎家を見ていないんだよね愁平は。結衣も陽一も、なんなら広のことも頭から抜けている気がする。もしかしたらこの辺りが愁平の過去と関係するのかもなーとか。

 

ばあば(陽一母)が広と再会するくだり。「パグしていい?」からの広の頭をぐしゃぐしゃとする感じが犬を可愛がっているようで、パグってそこにも繋がっているのか、と。そしてあの場にいる人達で心底嬉しそうなのって陽一母だけなんだよね。愁平はずっと険しい顔をしているし、結衣も陽一も、広が帰って来て嬉しいだけではないという現実を既に知っているから笑っていてもどこかぎこちなさがあるし、広は完全に演技だから。その表情の対比がまたね、なんかああーとなった。何も知らない人だけが無邪気に喜べるんだよね。いい悪いではなくて。

 

広の誕生日パーティ。「怖いくらい素直でいい子」な理由が麻子ママの言いつけを必死に守っているからに他ならないってところがね。結衣もそれは知っているわけだし。

そして一緒に暮らす暮らさないのくだりで、両親が別れていないと聞かされた時の広の顔な!道枝くんってセリフ回しはまあちょっと気になるところはあるのだけど(とはいえ普段普通に喋る分には関西弁なんだよね、おそらく)、表情がすごくいいんだよね。ちゃんと顔で伝えてくる。別れていないと聞かされた時も、一瞬のあの、じゃあ一緒に住まなきゃいけないじゃん、っていうあの感じ。ほんの一瞬なんだけど、ママの言うことを聞かなきゃっていう顔になるのがね、すごいなと。

道枝くんはおそらく将来的にいい役者さんになる気がするので、出来れば事務所辞めずにこのままずっと頑張って欲しいなと思うよ。

 

お母さんに携帯を買ってもらった理由がツナサンではなく、好きな時にママに電話がしたかったから、という理由が判明する辺りがなんとも。そしてママと電話で喋っている時の方がずっと嬉しそうな広な。そりゃそうだよなあ、とは思いつつ。

ところで愁平が、「正式に、柏崎広くんになりました」と言ったけれど、この正式に、というのはどこにかかっているのだろう。単純に名字が門倉から柏崎になったという意味なのか、戸籍がそうなったという話なのか。そもそも施設での広の名字は何になっていたのか、とか疑問が色々出てくるんだよなあ。麻子が広から「柏崎さんの家に行くことになる」と言われた時の麻子の表情が読めないので何とも言えないのだけど、麻子ってやっぱり広の名字が柏崎だったことを知っているのかなあ。あの口ぶりだと広は自分の名字だったことを覚えていないっぽいし。ただ確かに柏崎という名字が分からない上に麻子の手紙だけでは事件性があるのかどうなのかよく分からない(あの手紙で確定していることは生みの親と育ての親が違うということだけな気がする)から、広という名前とあの手紙だけで愁平が9年前の事件に辿り着けるかっていったら相当難しい気もするから、ある程度麻子に聞いていたのかなという気も。

110円の話をされた時の愁平の顔な!このドラマは本当に皆表情で演技をするんだよなと思う。もちろん台詞も大事だけれどそれ以上に表情を大事にして皆演じている気がするよ。嘘を言ったりつつかれたくないことを言われた時に顔を逸らすのもそうだし。

にしても麻子と愁平って今回のことがきっかけで知ったんだろうか。なんとなくもっと前から何らかの形で知り合いだったのかなという気も。「あれからどうされたかと思って」のあれから、がいつからなのかというのもあるし。2年前施設に広を預ける時に知り合ったのかなとも思ったけれど、広が施設に来て2年ということを愁平は今回のことがあるまで把握していなかったっぽいんだよね。前回、琴音に広は9年間施設にいたのか訊かれて、僕もそう思ってたと返しているし。もしそう思っていたということが嘘だというなら愁平(裕翔くんではなくね)って相当演技上手いってことになると思うよ。

 

さておそらく今回のキーワードである【嘘】がここで出てきたわけだけども。「嘘は言ってない、言わなかっただけ」というのを含めて第三話の主題だと思っている。

で、寝室での陽一と結衣との会話で結衣がはっきり「広と一緒に暮らしたいから嘘をついた」ということを言っているんだよね。つまり嘘をつかなければ一緒に暮らせないということが分かっていた、と。これが後で響いてくるのだけどまたその時に。

 

広が父母とそれぞれ自撮りして麻子に送っていたけれど、おそらくそれ麻子の指示(というかお願い)だったのだろうなあ、と思うとね。その写真を見ている麻子の表情含め、なんともいえない気分になるよ。

夕飯時、観返して気付いたけど最初マカロニサラダに焦点があっているのがね、広の視点だったのだろうなあ、と。きっと広は嫌いなマカロニサラダを見て、ママだったら絶対出さないのに、と思ったのかなとか。

そしてその後ね。「この先も一緒に暮らしたいから」嘘は止めよう、という結衣。なんだけど、広にしてみれば柏崎家に行くのも嫌いなマカロニサラダすら美味しいと言って食べたのも(おそらく残してはいないはず)、全部ママの手紙にそう書いてあったからに他ならないわけで、本音を言ってしまえば知らないおじさんおばさんとなんか暮らしたくないしママといたいしそれが無理なら施設にいた方がいいし嫌いな食べ物は食べたくないしずーっと気を遣っていい子でいなきゃいけないし、という、言ってしまえば嘘だらけなんだよなあ、と。

実際、「嘘は止めましょう」とはっきり言われた後に広は陽一の方に行くんだよね。確かに(新しい)お父さんに関してはママの指示は一切なかったから広も思う通りに振る舞えるわけで、陽一には嘘をつかなくても一緒にいられるということなんだと思う。でも結衣に対してはそうではない、ということを、少なくともこの第三話までの間で結衣が気付くことはなかったよなあ、と。

 

麻子が柏崎オートに来て、「門倉麻子です」と言うところ、その温度のなさにうわあ、となった。低いとかではなく、無い、という感じだったんだよね、私の感覚では。それこそ人工知能的な。

また、結衣に対する説明も温度が無いというか、こういう風に説明しようとあらかじめ考えてその通りに喋っているような、どこかロボット的に見えて、でも人間だから目だけは嘘をつけないのだろうなと。

そして結衣が「私の知らない広を知りたい」と言ったけれど、たとえそれを知ったところで空白が埋まるとすれば結衣だけなんだよね。広の空白は埋まらないんだよね。ということに一切気付いていない辺りがなあ……。必死なのだから仕方ないのだろうけど。

 

そんな温度の無い麻子だったけれど、広と2人での時は高い温度を感じて、感情を殺して柏崎家に行ったのだろうけれど広と2人の時はそれが出来なかったのだなと。そう考えると泣けてくるんだよね。

そして麻子はどうやって柏崎オートを突き止めたんだろう、広が教えたの?、とかちょっと疑問に思っていたのだけど、愁平が連れて行ったのだなと。愁平と麻子が目だけで会話するシーンはなんかもう分からないけれどぐっときた。

愁平が大事に持つ110円も次回かその次辺りに明らかになるのかな。

麻子と広の背中の両方を見ていたのは愁平だけだったんだよなあ。2人を見ながら何を思ったのか、愁平の気持ちはどこにあるのか、まだ見えないところがいっぱいあるなと思う。単純に広の幸せだけを願うのであれば、間違ってはいるけど麻子と暮らす方法を選択するのではないかと思うのね。ダメなんだけど。それは選択しないにせよ施設でそれなりに楽しそうにやっていたし、わざわざここで知らない大人と家族として暮らせというよりまだ施設の方が、という気もするんだよね。あくまで広のことだけを考えた場合。そして将来的なことは置いておくとして。

どっちかというと麻子側にすら見える愁平が柏崎家のために奮闘するのはどういう理由があるのだろう。もちろん仕事だからというのはあるけれど、それだけではない何かを感じるし。

 

人間はロボットではないから嘘をつく。そうなんだよなーと思うと同時に、陽一がいてくれて良かったなあとも。おそらく現状、結衣より陽一の方が広に寄り添えている気がするし。

 

そして陽一が初めて結衣(が勤めていた本屋)に頼んだ本の話。思えばあれも陽一がついた嘘なんだよね。嘘と言うか、言わないだけ、というか。大学に言えば簡単に手に入るということを結衣には言わずに結衣に頼むことで話すきっかけを作った、っていう。

 

というところで気付いたのだけど、あのやたら丁寧に描かれていた第一話、陽一と結衣が【家族になる】までの話を今まさにもう一度やっている最中なのだな、と。前回の第二話の段階では他人なのよ、広は。実際結衣はずーっと違和感を覚えていたし。こんな子だったかしら、という気持ちを抱えたままだったわけで、その時はまだ他人。で今回は嘘をつくことで近付くきっかけを作る、という。あれだけ丁寧に時間をかけて描かれていたのはもう一度それが行われるからか、と。

 

なんだけど、同じことをもう一回やるってしんどいんだよね正直。例えばブログを書いていてすっごい長文でさあ書き終えたーって時にパソコンがフリーズして全部消えました、最初から書き直しです、となったら絶望的な気分になるし。一度崩れたものをもう一度積み直すのって単純に苦しいことなんだよね。

結衣は陽一と、そして広ともう一度家族になるべく崩れた積み木をまた積み直しているところなのだけど、陽一に対しては1個1個積めていると思う。でも広に対してはある程度積んでいると思っているところからスタートしているよね、と。

親子だから、血が繋がっているから分かり合える、と結衣は思っているかもしれないけれど、血が繋がっていようと分かり合えない親子なんていっぱいいるし、血が繋がっていなくても分かり合っている親子もいっぱいいる。本当は陽一に対するのと同じように広に対しても1個1個積まなきゃいけないんだけど、そこがすこんと抜けているんだよね。

結衣にとっての広は愛する息子だけど、広にとっての結衣は知らないおばさんであるということから本当はスタートしないといけないんだよなあ。例えるならば再婚相手の連れ子のようなものでしょ、広の立場として一番近い感じだと。しかも離婚したけど母親は普通に生きている、っていう。結衣も、もし広が再婚相手の連れ子だったとしたらもっと接し方も変わっていただろうと思うね。陽一に対しては出来るのだから。

 

結衣があまりにも広を見ていない気がして、どうしても結衣に対してあまり応援出来ないところがあったりする。今のところは麻子の方がよっぽど広のことを考えているよ。それどころではないというのは分かるんだけど、広が何を考えて何がしたいのかを考えることなく家族に戻れると思っちゃっている気がするよ。

 

 

ここはJUMPブログなので裕翔くんについて最後書くよ。めっっっっちゃいい役もらったよねえ!!!!!もちろん裕翔くんだから出来ると判断されてのキャスティングだということは分かった上で、そこに見事に応えていると思う。どの演技も素晴らしかったし、沢尻エリカ小池栄子という素晴らしい女優さん達と一緒にやって遜色ないってすごいよなあやっぱり。

色々考えてしまうから疲れるところはあるのだけど(笑)、来週も楽しみだよ!

 

 

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