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『母になる』第五話感想

こんばんぬ。母の日ですね ベリカです。

先週ちょっとバタバタしていてなかなか感想が書けずにいたら日曜になって、あ、今日って母の日じゃん、母の日に『母になる』の感想書くとかちょうどいいじゃん、と唐突に気付いて書いているよ、とここまで打って、いや最初から母の日だから今日に合わせましたーとか書いた方が良かったんじゃないか?、ということに気付いた。なんてこったい。

 

 

『母になる』第五話感想です。先日書いた通り

m-yamabiko.hatenablog.jp今回からは大人に主眼を置いて観て感想を書こうと思うよ。

あとネタバレはあまりしたくないのでHPの予告動画とかあらすじとか全然読まずに書いているよ。

 

先週も思ったのだけど、広がいなくなったと気付いた時の愁平の態度を見るにつけ、おそらくこういうこと(子供が突然いなくなるとか)は決してまれなことではないのだろうなと思った。広がどうだったかは置いておくにしても、施設に入れられた子が家に戻ろうとしたり、施設内でイジメにあって逃げようとしたり、他にも色々な理由で出て行こうとする子はいるのだろうな。愁平が琴音に水をかけられた時も思ったのだけど、どこか慣れているんだよね。そりゃ施設に入るような状況って両親がいなくなるというだけではないから、親が元気だけど施設に入る場合とかだったら何らかの理由で施設側に対して敵意を向けられることはあるのだろうなと思う。虐待されている子供を保護した場合に無理矢理連れ戻しに来るとかあるだろうし。

なので愁平の、というか裕翔くんのそういう演技を見るにつけ、リアリティあるなと思う。私は施設のことは全然分からないし、施設にいた子供やその親がどういう感じなのかもさっぱり分からないけれど、愁平の様子(演技)を見ていると、ああなるほどそうだよなあ、となる。

これがもし仮に、水をかけられたり広がいなくなったことに対してもっとなんというかリアクションが大きかったら、それはそれで普通に流すとは思うのね。だって普通はなかなか見ず知らずの人に水をかけられるとかいう経験はしないし、施設に戻りたいと自ら言った広があのタイミングで逃げるとか普通は考えないと思うし。

でも、それらのことに対して、この言葉が合っているのかは分からないけれど、大げさなリアクションを取らないことでリアリティが増す部分があるんだよなと思う。裕翔くんがどういう意図であの演技をしたのかは分からないけれど、少なくとも私は愁平が見ず知らずの人に水をかけられるようなひどいことをされるのが初めてには見えなかったし、施設の子供が突然いなくなるのも初めてには見えなかった。日常まではいかなくても、何度かはあるのかなという演技に見えたし、その演技を見て、児童福祉士の仕事は全然詳しくないけれどそういうこともあるよなあ、と思えた。

このドラマを観ているとほんとうにつくづく、裕翔くんってすごいな、と思うし、何がすごいってリアルタイムで観ている時は思わないんだよね。観ている時は愁平としか見えていないから、観終わって感想を書くにあたってあれこれ考えていて初めて気付くっていう。演技がドラマの邪魔をしないというのかな。ちゃんとあの中に溶け込んでいる自然な演技だよなと思う。

 

「見つかった」と結衣に電話をするくだり、「どこにいるんですか?」と訊かれて、一瞬息を吸い込んで、一気に「柏崎さんが心配されるようなところではございません。信じてあげて下さい」って言う愁平がほんと好きでね。何より愁平自身が広(とナウ先輩)を信じているのだなというのが伝わって来て。本当に子供に寄り添っているのだなというのが伝わるシーンだったよね。

 

さてここまででドラマでは開始1分だし、愁平というか裕翔くんのことしか書いていないのだけど1500文字くらいになっていて、このペースで書いていたらいつまで経っても終わらなさそうだから以降はサクサクいくよ。

 

結衣と陽一の関係性がその前よりぐっと縮まっていて、多少きつい言い方も出来るようになっているのが、こんなん言ったら怒られるかもなんだけど、ゆとやまの歴史を見ているようだったよ、個人的に。「貶すことなど出来なかった。褒めることしか出来なかった」という氷河期と呼ばれる時代を経て、今は「バカ」とか言えるくらいになったゆとやまちゃんだけども、陽一と結衣もそんな関係性だよなと。お互い遠慮せずに言いたいことをちゃんと言っている雰囲気。

 

陽一が飲み会で元教え子から「あんなことがなければ今頃教授で地位も名誉もあって」的なことを言われていたけれど、ちょっと考えてしまったなあ。もちろん誘拐なんてあっていいわけはないし、9年間も自分の子供の生死すら分からない状態なんて考えただけでも恐ろしいけれど、あのまま何もなく広が柏崎家で成長していたとしたら、それはそれでどうなっていたのだろうなとはたまに思う。広はあんないい子に育っていなくて反抗期まっただ中だったかもしれないし、陽一も教授の仕事に没頭して家庭を顧みなくなっていたかもしれない。結衣も広にべったりで陽一をほったらかしだったかしれない。と考えると、誘拐が無かったらずっと幸せだった、とは限らないんだよなあ、とは思う。もしかしたら柏崎家で誘拐がなかったモデルケースが西原家ということなのかもしれないけれど。あーでも西原家はまたちょっと違うか。

ただ実際、莉沙子が言っていた通り、結衣は広が3歳のところで止まっているから、けなげにいい母親が出来ているというのはあるとは思うんだよね。

 

愁平と麻子の電話シーンでの愁平の表情を見ると、麻子に対して本来はもっと突き放さないといけないんだろうけど何らかの理由でそこまで出来ないようにも見えるんだよね。あくまで私は、だけど。児童福祉士としては麻子に対してもっと毅然としないとと思いつつ、愁平個人の気持ちとしては麻子の気持ちも分かるし、みたいな感じなのかなあ。それが愁平の過去によるものなのか、単純に性格によるものなのかは分からないけれど。ただでも愁平ってちょっと迂闊なところはあるよなとは思う。

先週、琴音が麻子と出会ったことでおそらくそうなるんだろうなーと思っていたらやっぱり琴音繋がりで陽一母とも知り合いになったし、その流れで柏崎オートで働くことになったのか、と納得。本当に働くかは置いておくにしても。そして、まだ復縁も決まっていなかった陽一と結衣を一緒に住まわせて陽一母は出ていくことになったのもこの流れのためかーと納得。麻子が柏崎家に来た時にもし陽一母がいたら全然違っていただろうし。

 

ネットカフェでのくだり。「木野さんクビかも」とか「ヤバいですよね」っていやいやお前のせいじゃん、とは思ったけど、そこで怯まず自分の立場を守ろうとせずに子供に寄り添うことを選んだ愁平にだからこそナウ先輩も事情を説明しようと思ったんだろうなあ、と思うし、愁平だったら力づくで施設に戻すようなことはしないだろうという計算もあったんだろうなと。でなかったらわざわざ広が施設に戻るタイミングでこんなことをしなくてもいいわけだし。ナウ先輩が施設を抜け出せるということは、広が施設に戻ってから一緒に抜け出すことも可能だったということで、わざわざ広が愁平と一緒にいる時でなくてもいいわけであって、でもそのタイミングを広に指示したということは、自分らを探しに来る大人を愁平にしたかったんだろうね。ただあまりにも見つからなければ他の職員も探しに来るから適当なところで愁平に電話をして居場所を明らかにして他の職員が来ないようにしていることを考えると、「クビかも」とか言いつつもナウ先輩って相当愁平の事を信頼しているし、愁平だったら自分(ら)の味方になってくれると思っているし、あえて「クビかも」と広に言うことでもし万が一愁平が施設に戻ると言い出したら広だけ戻すつもりだったのかなあとも。「とりあえずお前が戻れば木野さんはクビにならなくても済む」とか言えば広は戻るだろうという計算込みで。

ということであったり、先週のナウ先輩をかばって殴れらた姿を考えるにつけ、愁平って施設の子供にめちゃくちゃ信頼されているんだろうなと思うんだよね。先週、ナウ先輩が殴られていると愁平に電話があったわけだけど、施設にではなく愁平個人の携帯電話に連絡があったことを考えると、ナウ先輩だけてなく施設の子供全体に対して愁平って信頼を得ているのだと思う。それだけ愁平が子供に寄り添っているという証なんだろうな。

ただ、あまりに子供に寄り添いすぎると大人(主に施設側)には良く思われないかもしれないなという心配はある(ドラマがそういう流れになるかは分からないけれど)。

 

「どんな母親だって産んでくれた母親はたったひとりでかけがえが無い」的なことをナウ先輩が言った時の愁平の顔な。まだ分からないけれど色々抱えているのだろうなと思う。

(そしてこういうことを言い出したらきりがないから書くかどうか迷ったけど。産んでくれた母親は一人だけ、と言うけれど、代理母出産の制度を使った場合ってどうなるんだろうなあ……、とか。日本は原則認めていないとはいえ、法的に罰せられることはないし、海外で代理出産をすればそれ自体は可能だったりするから)

 

広が愁平にも帽子買うくだりがいいなあと思った。お礼ということなんだろうし。一緒に来てくれたというよりは、気持ちに寄り添って自由にさせてくれたということに対する。

ナウ先輩が「本当は俺と広の2人で来るつもりだった」のは事実だろうけれど、施設にいてそれが出来ると考えている辺りが子供の甘さだよなあとは思う。自分が何らかの処罰を受けることは覚悟していただろうけれど。

 

ナウ先輩と母親のシーン。最初は、ナウ先輩のいい子ぶりに辛くなったのだけど(この辺りは上にリンクを張った記事で書いているので割愛)、改めて観ると、またちょっと見え方が変わってくるというかね。

母親の彼氏が「こんなでかい子供いたのかよ」と言っていたけれど、ナウ先輩って母親が幾つの時に産んだ子供だったんだろうな。下手をしたら高校生とかその辺りかもしれないなと思う。ナウ先輩って15歳くらい?、で母親が30ちょいくらいとか想定すると高校の時に産んだ子供だよね。

そう考えると施設に預けるのもやむなしというか、別にあの母親に肩入れするわけではないし、ナウ先輩への仕打ちはひどいと思うけれど、そりゃ今ですら遊びたい盛りの感じだったのだから15年くらい前なんてもっとだっただろうなとは思う。子供を産んで育てるということがどういうことか分かっていない子供時代(年齢ではなく精神的な)に子供を作ってしまえばああなるよね。

子供を産んだから誰でも立派な母親になれるわけじゃない、というのは、おそらく多くの母親にとっての本音だとも思う。だって子供がいる女性で、私は立派な母親です、と胸を張って言える人がどれだけいるかって話だし。子育てに正解はない以上、自分は立派な母親にはなれないとか、産んだはいいけどどうしても子供を愛せないとか、子供より自分の生活の方が大事とか、そういう人も多くいると思う。

そしてこのドラマは完全に大人寄りだから(いいとか悪いとかではなくね)、そういう母親に対しての救済はきちんとしていると思う。決してそういう、世間的に見れば母親失格とされるような女性に対して一切否定はしていないんだよね。ナウ先輩がそれでもたった一人の母親だ、と言って嫌いになったりしていないように。

その姿がいい子過ぎてしんどいところはあったのだけど、母親側に対する救済と考えればそういう流れになるよなあ、と思う。

すっごい個人的なことを書くと、私自身が絶対にいい母親にはなれないと自分で分かっていたからこそ子供を作らないという選択をした人間なので、この母親を責めることは一切出来ないなあ、と思う。だって私はたまたま子供を作らないという選択が出来たけれど、立場や地域によってその選択が許されないようなところもあるわけだし。別に望まぬ子供って後先考えずにそういう行為をしたというだけではないからね。子供を産まなければ用はないというプレッシャーが常にあるとか、色々な理由があるわけで、一概に誰が悪いとか言えるものではないんだよなと思う。

 

「泣いていいんだよ」のくだり。本当にね、普段は『いただきハイジャンプ』とか観ているとあれだけ涙もろくて一番に泣くような裕翔くんなのに、愁平だと泣きそうな顔はしながらも涙を流すことはないんだよね。その姿にあああああー……となったよ。ずーっと愁平って広やナウ先輩といった施設の子供たちに寄り添っていて、そういう姿が丁寧に描かれていたわけだけども、ナウ先輩の手を拭いて背中をさするくだりで、また一気に出たよねという感じだった。裕翔くんの演技に全くぶれがないから、こちらも愁平に対して入り込んで観ていられるんだよね。それって本当にすごいことだと思う。

 

そして一転、エアーホッケーに興じるところは裕翔くんという感じで、なんだかホッとしたりも。愁平としてもああいうちょっと和む雰囲気があると一気に安心するよね。

広が家に帰ると言った後、ツーオク風の写真を結衣に送るんだけど、愁平の顔がもうね!全くやり慣れていない感じが!舌も全然出していないし、ちょっと戸惑っているというか、吹っ切れていない感じがまさに愁平で。だって確かに愁平ってヘビメタとか全然聴かなさそうだもの。ツーオク?なに?とか言ってそう。で広とナウ先輩にこういう風にするの、と言われて、え?こういう感じ?とか言いながらやっていたのだろうなあ。裕翔くんだったらもっと上手く出来ただろうに、愁平だからあんな感じというのがね、素晴らしいなあと思うわけよ。

(まあさ、愁平が実はすっごいヘビメタ好きでツーオクのコピーバンドとかやっていて、仕事では全然そんな雰囲気を出していないけれど夜になったらツーオクのメイクをしてガンガンにドラム叩いてますーとかならそれはそれで面白いけどな・笑。そんなんでストレス解消しているとかな。特定の彼女はいないけど追っかけが何人もいるから夜の生活は困ってませんとかな)

 

莉沙子がママ友からイジメに遭っているってリアルだよなあ……。ランチ会行かなかったからてことでしょ多分。ということは、結衣はどうなんだろうなと思う。表面上はなにごともなかったように、「大変だったわよねえ」とか言っていたとしても、裏ではあることないこと噂しているのだろうし、「施設にいたんでしょー。そんな子とうちの子を仲良くさせたくはないわよねえ」とか言っていてもおかしくはないんだよなあ……。

ジャーナリストが出てきて、マスコミが嗅ぎつけてきたというのもあるんだけど、今後っておそらくだけど、今までは家族内(育ての母も含む)でのことだけを考えていれば良かったのが、今後はママ友とか社会との関わりとか、他人の好奇の目とか、そういう話にもなってくるのかなあという気がする。

 

麻子との電話の中で、「誰のせいで」とちょっと声を荒げる愁平な。普段はそういう言い方をしないことからしても、広がいなくなったという焦りや心配が見てとれて、おおう、と。おそらく子供が急にいなくなることはよくあるまでいかなくてもそこそこあるのだろうけれど、やっぱりその都度心配になるし何かあったらと考えれば冷静ではいられないんだよなあ。そこで麻子に連絡するのは第三者から見れば迂闊ではあるんだけど、それだけ心配していたということなんだもんなあ。

そして麻子の連絡先を削除していなかった愁平な。もう会わないと約束した、と言いつつも何かあったらというのはあったんだろうなと思う。

 

婚姻届を陽一に渡す結衣が恋する乙女という感じで、広といる時とはやっぱり顔が違うんだよね。つくづく、エリカ様すげえなーと思うわ。

 

そして麻子の収監理由が明かされたわけなのだけど、人殺しといっても色々あるのだよなあ。もし仮に殺人犯だった場合は2年で出て来れるとは思えないので、過失致死罪であるとか過剰防衛だったのかなあ、とも。

麻子がなんで広にあんな手紙を書いたのか、なんで広に対して新しいお母さんと暮らせと言い放ったのかもこれで判明したなと。もし母親が人殺しとなれば子供の将来に大きく影を落とすだろうし、前も書いたけど親が殺人犯だから定職に就けない、おそらく結婚も出来ないという若い人が以前インタビューに答えていたのを見たけど、広にはそういう状況になって欲しくなかったのだろうと思う。

おそらくジャーナリストが知りたい部分も麻子の犯罪についてだろうから、それが明らかになれば広はもちろん柏崎家にも相当影響は出るのだろうな。それこそママ友からのイジメとかもそうだし、柏崎オートに客が来なくなるというのもあるだろうし。

 

毎週言っている気がするけれど続きが気になりすぎる!水曜日早よ!

 

『母になる』第四話感想 - 都会で奇跡のやまびこ?

『母になる』第三話感想 - 都会で奇跡のやまびこ?

『母になる』第二話感想 - 都会で奇跡のやまびこ?

『母になる』第一話感想 - 都会で奇跡のやまびこ?