都会で奇跡のやまびこ?

Hey! Say! JUMP、時たま関ジャニ∞

『母になる』第六話感想

こんばんぬ。めっちゃ焦った ベリカです。

パソコンが急に起動しなくなって焦ったよー。そろそろバックアップ取らなきゃなーとかぼんやり思っていた時だったから。今のパソコンは結構ごまかしごまかし使っているのでまめにバックアップ取らないとなのだけどさぼっていたからなー。

ほんとね、いつまでも あると思うな 親とデータ

ってなもんでね、HDDって消耗品だからね。

 

 

本日はそんな親の話(違う)。『母になる』の感想。

ただ正直、回を追うごとに脚本のアラが見えてきてなんだかなあ、と思っているのも事実。裕翔くんの演技だけ見ていたいところなのだけど、ドラマでそういう見方が出来ない不器用さがあるので。なのでどんなに好きな役者さんが出ていても脚本がダメだと見られないっていうのがあったりする。このドラマはまだ大丈夫だけど。

なので裕翔くんの演技とは全然関係ないところで脚本に対してあーだこーだ言ったりするけど、今回は裕翔くんの出番が多かったのでだいぶ裕翔くんに触れられそうで良かった(個人的に)。

 

脚本に対してどうこう言うよ、とか言っておいてなんなんだけど、まずさ、正座している裕翔くんの後ろ姿めっちゃ綺麗だよね!!!と言いたい。このアングルから撮ったカメラマンさん撮ろうと決めた監督さんありがとう!!!

そして、このびしっと座っている姿に緊張感が見えて、愁平の性格であるとか、この時柏崎夫妻にどういう気持ちで対峙しているのかというのが後ろ姿から伝わってくるというのがね。愁平ってそこまで台詞は多くないのだけど、その分ものすごく演技力を必要とされる役なんだなと回を追うごとに感じる。台詞がない演技って本当に難しいと思うから。

そして愁平の言葉からは麻子を責める内容が出て来ないというのがね。どんな理由であれ、殺人未遂というのは重大な犯罪なのだけど、麻子をそこまで追い詰めたものがあるというのを愁平はちゃんと理解しているのだろうなと思う。それは元々の性格もあるのかもしれないけれど、児童福祉士という仕事の中で、それこそ色々な、世間一般の家族であるとかには当てはまらない子供や親を山ほど見てきたというのもあるんだろうなとか。

 

陽一母とリビングにいる時の麻子の顔が怖かったなあ。怖かったというか、何かの感情を失ったような、洗脳されてるじゃないけど、感情の一部分に対して意図的に封をしているような。上手く言えないのだけど。当然ながら麻子の中にも広であったり結衣に対する罪悪感は確実にあって、でもそれを完全に認めたら自分が終わるという感じなのかなと。私にはそういう表情に見えた。

 

刑務所のシーン、緊張しながら、そしてどこかきょろきょろしている愁平ね。そりゃ普通に生活していたら刑務所に面会に行くことなんてないだろうし。おそらく色々な、一般的な会社勤めだったらまず出会わないような人達に出会って、まず遭遇しないようなことに遭遇して(水をかけられたりとか)、そういうことには慣れているであろう愁平であっても、刑務所に行くというのはおそらく初めてのことだったのだろうな。

そう考えると、水をかけられたり、すげなく追い出されたりといったような事に対してはどこか慣れているのだろうなという雰囲気を出していたのに、刑務所ではきょろきょろしている(しかも頭は動かさず目だけで)、というのがね、こういう言い方は逆に失礼かなとも思うのだけど、でも言わせてくれ、演じ分けてるんだすげー!ってなったよね。ごめん失礼なことを言っているのは重々承知。

 

しゃっくりを止めるやり方はこの時話していたのか。なるほどなー。

そして、対面しながらもがっつり壁を作っている雰囲気の麻子に対して少しでも和らげようと子供の話をして、そしてゴキブリが出た時の顔真似をする愁平素晴らしすぎない?ねえ。顔真似にためらいつつもやる時はがっつりやる愁平素晴らしすぎない?ねえ。それで麻子の壁がちょっと崩れて、違う表情が出てくるんだよね。

本当にこのドラマ、出演者の表情が皆素晴らしくて、ちょっとした顔の変化で心境が分かるからすごいなと思う。

そして「産まれた時、どうでした?」と愁平が訊いた途端、麻子のスイッチがバチンと切れるんだよね。なんかほんとスイッチが切れたっていう感じの顔で、あああー、となった。

麻子が壊れたレコーダーのように喋りまくるくだり、愁平の台詞はないのだけど、どこか寂しげな、下手をしたら泣くんじゃないかというような顔で、おそらくこの時何かを感じ取ったのだろうなと思う。手紙のこともあって、麻子が本当の母親ではないとこの時気付いたのだろうなあきっと。

そして顔だけでそれを分からせる愁平、というか裕翔くんな!!!

 

愁平と弁護士のシーン。そりゃあの弁護士だったら麻子の言うことをまるっと信じて弁護に当たるだろうなという、短いシーンだけど謎の説得力があって思わず笑ってしまった。そしてまた愁平の表情ね!弁護士の説明(というか麻子の経歴)を信じていないのだなと分かるその顔。あああー、となった。

 

ひとりでパソコンに向かう愁平。「通常では考えられない現実を背負っているケースもあります」ってこれおそらく愁平のことでもあるんだろうね。110円の謎も、来週には判明するのかな。まさか愁平もかつて戸籍がなかったとか言い出したらどうしようとか。色々な状況が考えられるけれども、何らかの闇を持っているのは確実だし、先日読んだテレビ誌によると裕翔くんも(取材時は)「全貌は知らない」ようだし、気になるところだよなあ。

 

二度目(?)の刑務所シーン。愁平の顔つきが全然違っていて、前の時は麻子の緊張を和らげたり壁を取り払おうとして柔らかい雰囲気だったけれど、今回は厳しい顔つきで疑っている感じを出していて、こんなに全然変わるんだなとなった。色々調べて愁平なりに確証を持った結果というのが伝わって来て、うおう、となったよ。

そしてこういうことを書いちゃうのもなんなんだけど、撮影方法として前回の刑務所シーンと今度の刑務所シーンって一緒に撮っているだろうから、そこで一気に雰囲気を変えてくる裕翔くんな。

 

7年前のことが差し込まれたわけなんだけども、結衣の雰囲気がまた全然違っていて、ほんっとにエリカ様すげえなあ、となった。と同時に、沢尻エリカ小池栄子といった面々と堂々と渡り合っている裕翔くんね。全然遜色ないもんなあ。

 

麻子にカバンで叩かれる愁平。からの逃げる麻子を捕まえたらしゃがみ込まれて「ごめんなさい」。この時の愁平の顔がそんなに驚いている風ではなくて、やっぱりこういう経験を何度かしているのだろうなと改めて思ったり。琴音に水をかけられた時もそういう経験は初めてではないのだろうなと思ったけど、そりゃ施設には色々な子供や色々な親が来るからね。子供を虐待していた親がかつて子供時代虐待されていたとか聞く話だし、親も色々な事情を抱えていたりするのだろうな……。そしてそういう親もまた愁平は何度も見てきているのだろうな。

そして興味深かったのが、カバンで叩かれた時よりしゃがみ込まれて「ごめんなさい」と言われた時より、天丼を食べた麻子が「ひぃぃぃぃっ」と言った時に一番驚いている愁平。さすがにそういう人にはなかなか出会うことはなかったんだろうな、っていう。

「どうしていいのか分からなかったのは彼女一緒だった」という説明。確かに愁平もどうしていいのか分からなかったのだろうな。麻子の気持ちも分かるだろうから。

 

みなとみらい駅の公園で愁平と麻子が喋っていたシーンっていつ撮ったんだろう。前にあのシーンを観た時に、数回会った程度の、仕事上だけの雰囲気ではないなというのはなんとなく感じ取っていて、とはいえ別に友情とか愛情も感じるわけではなくて、もしかしたら同情が一番近いのかもしれないけれど、ある程度の時間を一緒に過ごすことによって何らかの情が生まれるあの感じ、が見てとれるなと思っていた。だから今回こういうことだったのか、と思うと同時に、あれいつ撮ったの!?、ともなっている。

 

談話室で話す麻子と愁平の雰囲気がすっごい和らいでいて、表情も2人とも穏やかで、その雰囲気だけで、愁平が就業時間以外のところでも麻子に対して何らかのケアをしているのだろうな(話を聞いたりね)というのが伝わって来て、愁平仕事しすぎじゃね?、という気にもなったり。とはいえ後で出てくるけれど「休みでもすることがない」というのもあるのだろうなあ。

 

 

麻子の過去。この辺りから脚本に対して色々と言いたいことがあるんだよね。ということでしばらく裕翔くんの話もないまま(愁平出ていないからね)脚本その他についてだーっと書くので、裕翔くんのこと以外興味ないんじゃい、という場合は下の線までスクロールしていただければ

 

                                  

まず、秘密の社内恋愛ならせめて携帯のメールでやれよ!と思った。職種によってはフロアに携帯電話を持ってこれない場合もあるけれど、(仕事相手だろうけれど)彼氏が携帯で連絡取っているのにあんなアナログな方法取られてもなあ、と。

そして(元)彼にしても母親にしても新しい職場の上司にしても、なんともステレオタイプなんだよなあ、と。分かりやす過ぎてなんともかんとも。

あと妊娠しているんだからヒールのある靴履くのはどうなん?会社には内緒だったとしても、もうちょい違う靴選べただろうっていうね。

 

ただ改めて考えると、分かりやすいのは事実なんだよなーとも。ステレオタイプって実際にあちこちにいるからステレオタイプなんであってね。ある程度の年齢になれば「結婚は?」と言われ、結婚すれば「子供は?」と言われ、産んだら産んだでまた色々言われ続けるっていうことであるとか、女は子供を産めば皆聖母になれると思っている人とか。

個人的にほんっとに嫌だと思ったのが、「子供産んどいた方がいいわよ」とか軽く言う奴な!なんだよ産んどいた方がって。だって産んだとして育てるのはこっちなわけで、そこから20年近くは世話をするわけであってね、産んで終わりじゃないんだよというのがひとつ。あともうひとつが、子供は別に親の所有物じゃねえ!っていう。

血が繋がっていようがなんであろうが子供は子供でひとつの人格であって別に親の持ち物ではないということが分かっていない親って何気に多いのだろうな。麻子の母のような。あそこまでではなくてもあれに近いような事を言われたりされたりしてきた子供ってきっと結構いるのだと思う。

おそらくだけどああいうステレオタイプな人間をあえて分かりやすく見せることで麻子の境遇と、あと悪気なくそういうことを言ってしまう人に対しての警報でもあったのかなとは思う。きっとね、言う方はそんな重い気持ちではないわけよ。子供作った方いいわよーとか言う人も別にその先20年のことなんて考えていないし、育児は大変だったけど楽しいことも多いからあなたもどう、というくらいの気持ちなんだと思う。でも当然ながら人には人の事情があるし、目に見える部分であったり口に出した部分が全てではないし、要するに色々あるんだよ!とは思う。でも言う方はそこまで考えていないし、私もきっとそんなつもりで言ったわけではないことで他人を傷つけたり重苦しい気持ちにさせたりしたことは何度もあったと思う。それは気をつけなきゃいけないことだし、そういうことを考えさせるための話でもあったとは思う。

ただねー、こうやって感想を書くためにじっくり考えるからそうも思えるわけで、別に私が裕翔くんのファンでも何でもなくてただ普通にドラマとして見ているだけだったら、なんかステレオタイプだしつまんないなーと思っただけだったろうなと。

 

麻子が広を保護したくだり、部屋にはほとんど何もなかったけど別に貧乏だからってわけではないんだろうなというのは前に書いたんだけど(ほんとに貧乏だったらコンビニで幕の内弁当とか選ばないからね)、やっぱりなあ、と。今(?)の会社がどのくらいの給料かは知らないけれど、前の会社はかなり高給だったろうし貯金もあるだろうし。というかその前に部屋が1Kじゃない辺りでお金あるよねそりゃ。

なんでこんなことを書くかといえば、広を育てたいと思ったところである程度のお金がなかったら無理だっただろうから。行政のサービスは一切受けられないわけだし。

にしても戸籍が無くて学校に通えてなかったのだとしたら、よく2年前に広を施設に預けるまで周囲は一切気付かなかったよな、とは思う。もしかしたらその辺もまた今後関わってくるのかもしれないけれど。

 

にしても、広を失ってから笑えなくなった結衣と、広を保護して笑えるようになった麻子、という対比がね、なんともかんとも。

 

確かにあそこまで追い詰められれば麻子が広を警察に届けなかった理由も分からなくはないよなあ、とは思う。もちろんいいか悪いかで言えば悪いのだけど、仕方ない部分もあるのかなとは思うし、そう視聴者に思わせるための麻子の不幸展開だったんだろうなとか。

                                  

 

 

「あなたは悪くない」と愁平が言うシーン。「門倉さんだけが悪いわけじゃない」って、ここちょっと涙声っぽくもあって、愁平がどれほどの想いをこの言葉に込めたのかと考えるとね、それだけで泣けてくるよね。麻子の分かりやすい不幸展開は多少食傷気味にもなったのだけど、愁平の言葉を聞いてちょっと泣きそうになった。

 

麻子を柏崎オートで雇うことに決めたくだり。いやまあね、このドラマが大人向けであって最初から子供のことは結構ないがしろだったよなとは思うの。広と一緒に暮らすということに関しても、本来なら何度か一緒に出掛けたりとか、家も数日だけ泊まってみるとかして徐々に関係を修復するのが筋なのに、いきなり「知らないおばさんでもいい。あの子と暮らします」って、いやそりゃお前はいいだろうけど!となったし。つくづく大人に都合が良く作られているドラマなんだよなと思う。いい悪いではなく。

ただでも広の気持ちを考えるとね。ようやく陽一や結衣と馴染んできたところに麻子が来たらどうなるのかとか考えないのかな。親子関係の話というなら子供のことももっとケアしてくれよとは思う。

「広のためです」って広のためならやり方が違うからー!

 

そして休みの日だとまたちょっと仕事の時とは表情が変わる愁平な。あと、唐突にちゅーたの大冒険を陽一が踊り出したのって、当時の(3歳の頃の)記憶が広にはありませんよ、っていうことなんだろうな。記憶があったらあのダンスも覚えているだろうし。

ところで、広は誘拐の恐怖と不安で3歳までの記憶が一切消えたのだと思っていたのだけど、よくよく考えたら私3歳の頃の記憶ってないわ。ぎりぎり4歳だし、それも幼稚園の記憶だから年中組で4歳と分かるくらいだし、断片的な記憶しかないし。家の中での記憶ってもっと経たないとないのだけど、みんな3歳の頃の記憶ってあるものなの?私の記憶力がアレなだけ?それとも歳取り過ぎた?若かったらもっと覚えているものなのかな。ただ正直私は一切覚えていないし、中学生くらいとかどうだったかなあ、とも思うんで、もし仮に私が3歳の時に連れ去られて全くの他人に育てられたとしたらその人を親と信じて疑わないかもしれないなとは思った。

 

 

ところで。これツイッターにはちょろっと書いたのだけど、麻子の言っていることはどこまで事実なんだろう、と。もし仮に本当に広が虐待の末に棄てられたのであれば、麻子はああいう手紙は書かないと思うんだよね。あの手紙の内容って、いつか生みの親が広を迎えに来るけど広を本当に理解している母親は私、という宣戦布告なわけだし。そうなった場合、虐待で棄てた子供がいたけど改心して、その上でどこにいるか分からないからあちこちの児童施設を回って広を探し当てる、という可能性がどれくらいあるのだろうかという疑問が生じるし、3歳児の広の雰囲気(人懐っこさであるとか躾がちゃんとされているとか看病もされているとか)を見ても虐待された子供には見えないし。

となると、最初こそ虐待と思ったかもしれないけれど、どこかで広の事件のことに気付いたんじゃないかという気がするんだよね。それかあるいは先週出たジャーナリストが嗅ぎ付けて麻子にその話をして、雑誌に書くと言われたから刺したとか、とまで考えたけど、その場合だと被害者が何も言わないのはおかしいか、と思い直した。でも、もしかしたらスクープだからと黙っていて、麻子が出所したタイミングで出そうとしている可能性もないわけではないよなあ、とも。

その辺りは分からないけれど、麻子はどこかで結衣の存在を知ったんじゃないかという気はしている。でないと手紙があの内容にはならない気がするんだよね。

 

 

それにしても、回を追うごとに素晴らしくなる裕翔くんの演技ね!愁平がほんと愁平で、しかも観ている時はそれすらも気付かないままなんだよね。あまりにも自然な演技だから普通に観ちゃうのだけど、こうやって感想を書こうとすると、うわあああ裕翔くんの演技めっちゃいい!!!!!、となる。正直なことを書くと今のところこの『母になる』の感想を書くのが一番大変というか気合いが必要だし時間もかかるしではあるのだけど、書くことでまた新たに気付く面もあるから自分にとっても必要なのだよなと。

 

そして、このドラマが親世代(というか大人)向けであって、はなから子供は視野に入れていないのだなというのを感じるにつけ、裕翔くんってほんとに演技力で選ばれたんだなとしみじみ思う。この辺もツイッターにちょろっと書いたからツイッター読まれている方は重複になるけども、もし裕翔くんの起用がHey!Say!JUMPのファン層である若い子を取り込みたいというものだったとしたら、番宣番組でもっと裕翔くんがフィーチャーされるだろうし、何より名前にHey!Say!JUMPが入るはずなんだよね。それがないということは本当に『中島裕翔』という役者にオファーしたということなんだよなあ。正直最初はそこに対してあんまりピンと来ていなかったというか、JUMPの名前ないんだーへーくらいだったのだけど、だんだんと愁平が重要なポジションになるにつけ、これは相当難しい役だと気付いたし、並みの役者なら沢尻エリカ小池栄子といった女優陣に飲まれるところなんだよね。でも対等に渡り合っていて、ちゃんと存在感を出しつつもあのドラマの雰囲気に溶け込んでいて、ってすっごいよねほんと!いい役もらったよなあ。

ドラマは後半だし、愁平に会えるのもあと少しなんだよね。毎週噛みしめつつ観ようと思うよ。

 

 

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